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教育

教員側から見た家庭訪問

投稿日:2017-01-13 更新日:

就学児童がいると家庭訪問は毎年やらなくてはなりませんよね?保護者の方について、兄弟の長男や長女がいればこんなものかと思うのかもしれませんが、最初の時は不安で困ることがよくあるとききます。今日は教員はどのような動きをしているかをまとめながら、両者ともに必要な知識になればと思い、動きなどを紹介します。

家庭訪問までの教員の事前準備

ただこの家庭訪問の面倒な部分は何かということですが

まずは家庭の場所の特定が大変です。

文部科学省は35人編成がMAXにしてあるので35人の家に行くわけですから、小学校の学区はだいたい2校か3校に割り当てられています。

まずは日程調整をしていきます。一週間の内、都合のよい時間を確認します。この中には兄弟がいる場合は学年団で調整をしなければなりません。実際に日程調整したもので大丈夫かどうかを一度生徒に配布し、再調整が必要な家庭があれば調整していきます。

その次に場所の確認です。地図帳を開いて各家庭の場所を生徒の個人カードから調べておきます。今はGoogleで場所を入力すれば矢印でセットされるのでだいぶ楽にはなってきていますが、転勤1年目の先生はだいぶ苦労されています。また、実際に行く日までには時間を遅れないようにするために、地名をなんとなく覚えなくてはなりません。

当日の動きと家庭訪問の中身

当日になると自分の車で行くのですが、行ってみてわかることがあり、一方通行のみの場所や細くて通れないところなどたくさんあります。家庭訪問を実施している際の車内には、停車中に駐車禁止で警察に切符を張られないようにダッシュボードの上にプラカードみたいなものを置いて、学校名を記載し、家庭訪問の仕事の最中というものを置いておきます。※保護者の皆様は教員の車が駐車禁止で捕まらないように配慮してくれると非常に助かります。

家庭についてお話をしますが、その子の新学期が始まっての友人関係の様子や学級の雰囲気などを伝えます。また、保護者からの要望や子どもの性格などを聞いておきます。「うちの子は騒がしいところにも慣れています」とか、「家ではうるさいけど学校では静か」など、中には「発達検査を受けているので…」といった深い話をされることもあります。

ここで一件が終わると次の場所に移ります。ここで時間を押してしまった場合は、次の予定している家庭に連絡しなくてはならないので更に時間を奪われてしまいます。

時間はスケジュールがあるので、時計をみながらさくっと切った方が無難ですね。こういった過程を5日間を予定し、午後から行うので、一日7人の過程に行き、懇談は15分程度、移動で20分程度かけてこなしていくことになります。なので一日につき5時間くらいは家庭訪問に費やしてしまいます。

なにせ日程調整で同じ学区の子が連続で入ってくるとは限らないのでここが大変です。渋滞に巻き込まれただけで遅れてしまうこともあります。この状況で少し遅れてしまっても文句を言う保護者もいます。

逆に先生はどんなところを見るかというと、まずは家の中を簡単に見ています。なぜならその子がどんな環境で学習出来ているか。生活ができているかは大事なことなので、家ができてないならその子もできていないと考えていいのです。そのためじっくりとは見ませんが、観察はされていると思って良いと思います。また、保護者の丁寧な対応かどうかも見ています。

最近は保護者から見た先生側だけが評価されてしまいがちですが、先生側も保護者の方はお茶を出してくれるかどうか、先生に対しても社交的に対応しているかどうかなどはしっかりと見ています。私が一番びっくりしたのは玄関に椅子を置いており、そこに座って話をしようと言ってきた家庭がありました。その他にも、子どものことを「こいつ何もできないんだ」と子どもを同席させて言う親。

家庭訪問で保護者と教員がじっくり話しをしておけば、今後の対応は教員としてもだいぶ楽になります。学校側としての考え方ですが、時間をかけた方がいいと言われています。※これは保護者も学校に電話をしやすいなどのメリットがありますので、気さくに話しをしておいた方がいいと思います。

学校側も兄弟の様子をみて、長い時間をかけすぎている場合や全然学校に帰って来られない先生がいた場合は、教員の携帯に電話をして懇談を途中で切り上げる連携プレーを見せることもあります。怒られてて、家を返してくれない保護者も時にはいるようです。

終了後

次の日の授業準備もあるので家庭訪問が終わってから授業準備をする先生もいます。実際に私も高校に勤務しており、中学校に勤務することになった時は非常に大変だったと記憶しています。都道府県によっては臨時講師が担任を持つこともざらにあります。特に中学校はそのようになることが多いです。(講師が担任を持つこと自体その自治体の弱さであると私は思っているのですが…)

そのため、臨時講師といえど正教員と同様に扱われます。収入はないのですが、そんなことまで普通にやれと言ってくくる教育委員会及び管理職もどうかと思うのですが、、保護者には講師か正教員かなんて情報は回らないので、当然のように扱われるのも講師の大変さがあると思います。

まとめ

上記のように家庭訪問をする上での教員という立場での意見を述べさせてもらいましたが、教員の皆様には同じように苦労があると共感されれば少しは救いになります。また、ご子息をもつ家庭の皆様にも教員の大変さや家庭のどの部分を見られているか、担任とどのようにやっていけば子どもが上手く学校生活に馴染めるかをよく考えて担任の先生と協力して学校に向かわせてほしいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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