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農業

乳牛も審査会があるのです。

投稿日:2017-01-30 更新日:

動物業界にも美しさを審査する大会がある。

銀の匙で有名になったことがあるが、ウマがサラブレットを交配するように牛やヤギ、羊にも似たような審査会がある事をご存じだろうか?

何を審査しているの?

牛の審査する内容は次のような点である。

  • きれいさ
  • 背骨のライン
  • 乳房の付き方
  • 肋骨の幅
  • 顔つき
  • 泥汚れ
  • おしりの大きさ
  • 足の開き方
  • 前から見た胸幅の広さ
  • 乳房の伸び
  • 皮膚のかたさ

 

などこういったことを目安に審査を行う。

それも各クラス(階級分け)が有り、生後何ヶ月かや、育成牛なのか、繁殖している牛なのかで審査対象の牛は変わってくる。

 

そんなことで審査員をオランダなどから招致して、順位ををつけてもらう。

実際に農家さんが白い帽子をして、それらしい格好をして、パドックを歩くだけというマニアックな大会である。

 

これが乳牛審査会(別名 共進会)というものだ。

 

ちなみに、北海道では羊の審査会は羊の里、士別町で行われているようであるが、私は行ったことがない。

 

酪農家も本気でやっている

牛舎に行っても賞に入る牛は、見ることは許されても触ることは許されない。

なぜかというとストレスをこういった牛には与えてはいけないからだ。のびのび育てることが良いことだという考えが普及している。

 

酪農家に行って実習をさせていただけるのだが、

搾乳にしても、搾乳する人によって乳量が変わってくる。(牛も乳房の触れれ方が違うと嫌な様子である)

引受先も仕方なく、練習として、研修生にやらせている部分がある。

 

農家がみんな良い牛を育てている!?

こういった牛にはもちろん座る場所や育成方法も特殊に育てている部分が有り、農家さんによって考え方はまちまちである。

牛舎によっては

搾乳するだけで生活しているから、牛のきれいさなんてどうでもいいんだよ

という農家さんもあれば

きれいな牛も育てて、農場としてしっかりしたブランドを育てていきたい

という農家さんもあります。

 

 

どちらにも問題があることを知っておいてほしいと思います。

搾乳するだけの農家さんというのは、乳量をあんまり気にしない傾向があります。

なので、牛舎が汚くても、えさをあげていればある程度の乳量があるからいいだろうという考えに至っていきます。

さらに、牛舎が汚れていて、牛にストレスがあっても関係ないと思うのは、個人の考え方だから良いのですが、そこから広がる病気についてあまり積極的に関わろうとしてくれないのは畜産業界にいて、迷惑なことだと思います。

 

逆にきれいな農家はどうかというと

牛のマットにも気を遣ってみたり、エサの調整を細かくしてみたり、自動給餌機や自動搾乳機などを導入しています。無人化でコストを削減しようとするなど経営努力を一生懸命にするんですね。ただ、逆に愛をかけ過ぎるあまり、外部の人にも気を張っているので付き合うのがちょっと気むずかしくなるんですよね。

皆さんの牛乳を回収するので、問題があったりします。

残っていった方がいいのは間違いなく、きれいな農家の方が私は良いと思います。

さらに皆さんが飲んでいる牛乳は、農協が各農家の牛乳を預かりに回収しに行くのですが、たまに管理がずさんな農家さんがいます。

乳房炎などの病気になった時には、治療のために乳房に薬を注射するんですが、その注射した後の数日は搾った牛乳は廃棄しないとならないんです。

(絞らないで治すことに専念させとけばいいのでは?と思う人もイルカもしれませんが、牛乳は絞らなければ絞らないで乳房炎になるので困っちゃうんですよね。)

酷い農家は廃棄しなければならない牛乳を健康な牛の搾った牛乳に混ぜて、回収させることがあります。

そうすると一定以上の検査に引っかかり、複数の農家さんで回収した牛乳を全部廃棄になることもあるんですよ。

牛乳の廃棄する基準は細菌数にのっとって行ってますから、牛乳の良さを知りたかったらそういうことも知るべきなんですよね。

まとめ

こういった畜産に関わるなら当たり前のこともなかなか都会では知らないことが多いですよね。詳しいことが知りたくなってさらに勉強してくれると私にとって畜産業界の発展に繋がるので嬉しいです。ぜひぜひ畜産に興味を持っていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

※最後に帯広農業高校の寮にある銀の匙ピザを作る釜を載せておきます。

  

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